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今回は、
【神回】エリオット波動4波、5波の見極め方とトレード方法を完全解説 2021/09/16投稿
の動画から学ばせてもらいます。ハイトレさん、いつもありがとうございます。
ぜひ、元の動画を御覧ください。必ず、何らかの学びや気付きがあります。
併せて動画の下にあるコメント欄も一読してみると理解が深まると思います。誰かの意見が自分の助けになります。
以下は、動画内容のまとめを兼ねた個人的な備忘録になります。
■エリオット波動4波・5波の見極め方とトレード方法
今回は
【完全版】エリオット波動1波.2波.3波の見極め方とトレード方法を完全解説 2021/04/14投稿
の続きになっているので、その内容を理解しているという前提で進めていく。
エリオット波動の第4波・第5波は、第1波・第2波・第3波と比べると少し難しい。
扱いは難しいが、理解すればエリオット波動全体の理解につながる。そうすればその分、チャンスを増やすことができる。
FXはエリオット波動を理解することで勝てる。
エリオット波動にはそれだけの価値がある。是非とも、使いこなせるようになりたい。
以下、
1. エリオット波動第4波・第5波の見極め方
2. エリオット波動第4波・第5波のトレード方法
3. エリオット波動第4波・第5波の大事な考え方
の順で進めていく。
◆1. エリオット波動第4波・第5波の見極め方
第4波と第5波に共通して言えることとして、第4波・第5波が来る前に第3波が完了している、という前提がある。
ここで言う「完了」とは、第3波が第1波の値幅分を伸び切っていることが大前提であり、必須事項となる。
まだ第3波が完了していないのに第4波を狙うとか第5波を狙うということはできない。
波は基本的に
第1波 ⇒ 第2波 ⇒ 第3波 ⇒ 第4波 ⇒ 第5波
の順で進んでいく。
だが、多くの人は「第4波・第5波が来るなら、第3波が来てから」という大前提を忘れたままでトレードしているように思える。
それを忘れたままでトレードをすると、自分の判断と現実とのズレが大きくなってしまう。
違ったら切る、を徹底すれば大怪我はせずに済むのだが、変な思い込みでトレードをしていると自分のトレードが崩れてくる。そうなると他のトレードにも悪影響が出てくるようになる。
ズレていると思ったら修正すればいい。完璧に読み切ることなど不可能なのだから、まずはできることをするのが大事。
そのできることというのが、「第3波の完了」を確認すること。
ただし、第3波が完了したからといって、必ずしもその後に第4波・第5波が来るわけではない。そんな保証は無い。
例えば、上昇の第4波(下降)と見せかけて、その下降がそのまま下降の第1波としてスタートすることもある。
また、上昇の第4波・第5波になるのかと思っていたら、上昇の第3波が継続してそのまま上昇を続けたりすることもある。
「それじゃ判断できないじゃないか・・・」と思うかもしれないが、その対処法をこれから話していく。
不規則な動きをすることもあると知っていることで、対処が可能となる。
ここからは第4波と第5波の見極め方を見ていく。
下の画像のように
第1波、第2波、第3波と上昇トレンドができていて、第3波が第1波の値幅分、伸び切っていたとする。
その後に第4波が来るかどうかは、「第3波が第1波の値幅分の上昇でピッタリと止まっているかどうか」を見ればいい。
要は、意識されているであろう価格で第3波がピッタリと止まっていることが大事。
止まるということは、その価格が強く意識されているということ。強く意識されていれば、そこで反転する確率が高くなる。
この場合なら、第4波が始まる可能性が高くなると推測できる。
ピッタリと止まって反転を始めたなら、そこから第4波が始まると仮定してトレードしていい。
第3波が第1波の値幅分でピッタリ止まらずに伸び続けるか、または、届かなかった場合は第4波・第5波につながらない場合が多い。
第4波の目標地点は、
・第3波の約半値(フィボナッチの50%付近)
・それよりも浅いフィボナッチの38.2%付近
の2つ。
こんな感じに第4波が完成すれば、次はそのまま第5波になる。
第5波の目標地点は、価格の低い方から順に
・第4波の約半値
・第3波の最高値(赤い丸の位置)
・第3波以上
の3つ。
ハッキリ言って、この第5波はどこまで行くか分からない。
第5波を丸々全部獲ろうとするよりは、早めに利確して撤退する方がいい。
また、第4波、特に第5波を判断するときは、その場その場のプライスアクションがとても大切になる。
プライスアクションについて言うと、例えば、第3波が第1波の値幅分を伸びた高値の位置(赤い丸)で、上ヒゲをたくさん出していたら「上が硬い、上値が重い、上に行きたがらない」と判断できる。
つまり、そこから下げる可能性が高いと判断できる。
下げれば、それが第4波になる。
その第4波が終わって第5波の上昇を始めた後に上ヒゲをたくさん出したら、早めに利確しておけばいい。謙虚な利確を心がけること。
第4波と第5波は、プライスアクションやローソク足、横軸などのいろんな要素から値動きの強弱を計ればいい。
そうすることで判断の精度が上がる。
第4波と第5波は、エリオット波動第1波・第2波・第3波とは違って、こうなったらこうなる、という単純な基準や規則性に乏しい。
そのことから第4波と第5波でのトレードは上級者向けと言える。
◆2. エリオット波動第4波・第5波のトレード方法
最初に言っておくと、第4波・第5波ともにトレードするのはとても難しいと言える。
◇第4波
第4波のエントリー方法は一つしかない。
第4波でのエントリーは、上位足が第4波に入ったら下位足を見て、下位足でのトレンドフォローをするしかない。
エントリーする方向は上位足の第4波の方向。つまり、ショートで入る。
下の画像のように
日足で第3波が第1波の値幅分を伸び切った状態で、その後に第4波が来ると判断できたのなら、見るチャートを日足から1時間足や15分足などの下位足に切り替える。
切り替えた上で、日足での第4波の方向(今回は下方向)にトレンドフォローでエントリーしていく。引き付けてからエントリーする。
利確は前述した第4波の目標地点である、
・第3波の約半値(フィボナッチの50%付近)
・それよりも浅いフィボナッチの38.2%付近
までを狙う。
第4波のトレードは特に難しい。そもそも第4波は長さが短い波である上に、第4波であるという判断自体が困難。
上で解説した下位足でのトレンドフォローでエントリーしてもいいが、できれば第4波には手を出さない方がいいと思う。
無理して勝った1万円も、楽して勝った1万円も価値は同じ。
むしろ、無理したら数万円の損失が出てしまうかもしれない。勝てると思う所でだけ勝負する。その方が資金は増えていく。
この第4波でのトレードは、よほどのチャンスが重なって有利な状況でない限りはエントリーせずに様子見した方がいい。
◇第5波
エリオット波動の第4波が完成したと言える状況になったら次は第5波が始まる。
第4波に切り下げライン/切り上げラインを引いて、そのラインを抜けたら第5波の開始と判断できる。
または、プライスアクションを見て第5波の始点になりそうな位置からエントリーしてもいい。
利確は前述した第5波の目標地点である、
・第4波の約半値
・第3波の最高値
・第3波以上
までを狙う。
上級者の人はそれぞれの候補地点(水平線)付近でのプライスアクションを見て、このまま伸びそうなら保有し、落ちてきそうなら利確する。
FX初心者・中級者の人は、一番近くの第4波の半値付近で利確するといい。
第4波のライン突破でエントリー&決済をすれば、リスクリワード1:1を切るときもあるが、勝率はかなり高い。エリオット波動の第5波を狙って挑戦してみる価値はある。
慣れないうちは一番近い「第4波の約半値」で利確し、慣れてきたらプライスアクションを見て利益を伸ばせるようにしていけばいい。
◆3. エリオット波動第4波・第5波の大事な考え方
先述したとおり、エリオット波動の第4波・第5波でトレードすることは簡単ではない。
簡単ではないが、知っているか知らないかで、今後のトレード結果が大きく変わってくることになる。
もちろん、第4波・第5波も獲れるのが一番いい。
だが、第4波・第5波で利益を出せなくても、第4波・第5波での状況の判断が的確にできるようになるだけで、第1波・第2波・第3波の判断の精度も格段に上がる。
だからこそ、第4波・第5波の知識があれば第1波・第2波・第3波でもより有利に戦っていくことができる。
第3波の利確をするときに「ここから第4波になるかも」とか「まだ第4波は始まらないから第3波継続」のような判断もできるようになる。
一つの方向からだけ見て判断するのか、それとも、複数の方向から見て判断するのか。これによって物事の捉え方と行動の結果はまったくの別物になる。
大事なのはすべてを読み切る力ではなく、ほんの少しでも自分が判断できる場面を増やすこと。
その増えた場面が少しだとしても、そこで自信を持ってしっかりとLot数をかけてトレードできればFXは勝てる。
少しずつでいいので、分かる場面を増やしていく努力が必要。その努力はきっと報われる。
【神回】エリオット波動4波、5波の見極め方とトレード方法を完全解説 2021/09/16投稿