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ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
今回は、
【ゆっくり実況】FXで勝ててる人だけ知ってる横軸の話をしよう 2020/11/18投稿
の動画から学ばせてもらいます。ハイトレさん、いつもありがとうございます。
ぜひ、元の動画を御覧ください。必ず、何らかの学びや気付きがあります。
併せて動画の下にあるコメント欄も一読してみると理解が深まると思います。誰かの意見が自分の助けになります。
以下は、動画内容のまとめを兼ねた個人的な備忘録になります。
■横軸の価値
専業や継続的に勝てている人は横軸をしっかり見ている。
その意味・価値・見方などを身につけるとトレードの質が上がる。
「横軸」と聞くと抽象的なものをイメージするかもしれないが、しっかりと利益につなげていくことができるもの。
そもそもチャートは、縦軸と横軸から作られている。
縦軸 : 価格
横軸 : 時間
多くの人は何となくこのことを知ってはいるが、価格の動きを見るのが精一杯で、横軸の方は見ていないことが多い。
これは能力的な問題ではなく、横軸が表す時間の価値や必要性を十分に理解していないから。
「横軸には価値を感じないし、見方も分からない・・・。だったら、価格だけ見ていればいい」となってしまうのは自然なこと。
だが、横軸を見て活用すればFXで安定して稼ぎ続けることができるようになる。
■横軸の活用方法
1. どのくらいの期間で上がるか、下がるかを予想できる
2. 値動きの強さを予想できる
3. 下手な押し目買い・戻り売りを回避できる
◆1. どのくらいの期間で上がるか、下がるかを予想できる
チャート上での横軸の使い方として、
上昇のチャートの場合、
5日間かけて第1波の上昇 ⇒ 2日かけての調整の下降2波 ⇒ 第1波とほぼ同じ時間をかけて上昇する第3波
のような動きになることがよくある。
ここで大事なのは、第1波と第3波の形成にかかる期間がほぼ同じになるということ。
もちろん、毎回必ず第1波と第3波が同じ期間をかけて伸びるわけではない。
誤差は生じるが、このことを意識して見てみると、結構当てはまるケースが多いことに気付くことができる。
この第3波と第1波にかかる期間がほぼ同じというのは、縦軸の価格を考えるときに使うエリオット波動と同じ考え方。
通常、価格は第3波が一番伸びるが、上がったり下がったりしながら大きく伸びていく。上がったり下がったりを繰り返しながら一番伸びるためにはそれだけ時間も一番必要になってくる。
第1波と第3波が1:1の比率になれば、ほぼ同等の期間でその値幅分を動く可能性が高い。
だが、第3波が大きく伸びたときはその限りではない。その他の要素も考慮して判断しなければならないが、第1波と第3波の横軸を考慮してトレードすると状況の判断がしやすくなるのは間違いない。
横軸は信用できる根拠の一つになる。
繰り返しになるが、エリオット波動は縦軸の価格はもちろんのこと、横軸の時間にも使うことができる。
積極的に活用していけば利益を安定させることができる。
このように、チャートはランダムに動いているように思えても、実際は一定の規則性・法則性を持って動いている。
この性質をトレードに活かしていく。
まず、第3波の上昇にかかる期間が大まかに分かっていれば、途中の小さな値動きで一喜一憂することがなくなる。
それによって安心感が増すのは確か。
少し長めの調整が来たり、自分が思っていた方向と逆に進んだとしても慌てなくなる。
これによって無駄な損切りを無くすことができる。
上昇にかかる期間をあらかじめ知っていると、心に余裕を持てる。これは大きな利点。
他にもメリットはある。
第3波になると思っていた波が第1波と同等期間が経過しても全然上昇しないときの判断にも使える。
第1波分の期間が経過しても動かないときは、早めの利確または損切りをして撤退することができる。
ただし、期間だけを見て判断しないこと。
そのときのチャートの値動きも見て総合的に判断する必要がある。
この横軸の時間を元にした判断を使うことで、第3波だと思っていた波が結果的に第5波だった場合でも早く逃げられる。自分の判断が見当違いだったときに早めに気付くことができるので、傷を浅くできる。
本来負けるはずだったトレードを±ゼロくらいで終えることができるのは、とても意味のあること。
横軸の時間を意識して見るだけで、トレードはこんなにも改善することができる。
◆2. 値動きの強さを予想できる
下の画像のように
1日で100pips上昇した「A」と、5日かけて100pips上昇した「B」では意味合いがまったく違う。
このチャートだけですべてを判断することはできないが、
A : 急激な上昇をした分、大きめの調整が入りやすい。あるいは、その上昇分を全部打ち消して100pips以上、下降するかもしれない。
B : 時間をかけて上昇したため、下がりにくく、上昇しやすい形になっていると言える。押し目買いを狙うチャンス。下がるとしても時間がかかるので、撤退も容易になる。
初心者ほどAのような急激な値動きに反応してロングでエントリーしてしまうことが多い。そして負けてしまう。
急変動に対する反動の値動きは時間足が短くなればなるほど顕著に現れる。5分足や15分足などではよく見られる現象。
一時的な値動きに振り回されてしまう人はスキャルピングには向かないと言える。
横軸を読むということは、
・出来高を読むこと
・エネルギー保存の法則
の理解と活用にもつながる。
簡単に言うと、その値動きは本当に十分なエネルギーを持っていて持続できる動きなのか?、ということ。
最後の上昇エネルギーを一気に使っただけだったら、その後は落ちていくだけになる。
それまでレンジでの小さな動きを続けていてエネルギーをタメているのなら上昇が継続するかもしれない。
別な言い方をすれば、投資家たちの感情が今どうなっているか?どんな気持ちでいるのか?を考える必要はあるということ。
今現在のエネルギーの多い少ないを意識すれば、無意識にプロの目線と意識でチャートを見ることができるようになる。
◆3. 下手な押し目買い・戻り売りを回避できる
下の画像のようなチャートの場合にどう考えればいいかを見ていく。
「A」の場合は黄色の丸で押し目買いをしてもいいが、「B」では押し目買いを見送った方がいいときもある。
これは波の波形からの判断でもあるが、「B」の方はあまりにも調整期間が長いために買いのエネルギーが弱まって下降する可能性が高い。
必ずしも「B」の黄色の丸の上昇がダマシになるわけではないが、調整期間の前の上昇でエネルギーを使い切ったから上がれずに調整が長くなっているとも見ることができる。そしてその後、落ちていく。
あるいは、レンジでの調整期間が長ければそれだけエネルギーが高まるので、そのタメたエネルギーで再上昇することもあり得る。
いずれにしても、「A」も「B」もこのチャートだけを見て判断することはできない。上位足のチャートも見た上で総合的に判断する必要がある。
どれくらいの調整期間なら適当なのかなんて決まっていないし、正確なことは誰にも分からない。
だからこそ、判断材料として第1波の時間の長さ(横軸の長さ)を参考にして第3波を見ることで少しでも有利にトレードする必要がある。
専業やプロは横軸のことを言語化できていなくてもこのような視点を必ず持っている。
トレードを上達させたいと思うなら、横軸の考え方は絶対に身につけるべき。
手法を持っていなくて適当にトレードしているだけに見える人が勝ち続けていたりするが、それは、無意識のうちにこういった感覚を大事にして活用しているから。
自分の中の感覚を言語化できれば、より具体的にそれを使って利益を上げていくことができるようになる。横軸も例外ではない。
大事なのは再現性である。再現できれば何度でも損を回避しながら、何度でも利益を積み重ねていくことができる。
【ゆっくり実況】FXで勝ててる人だけ知ってる横軸の話をしよう 2020/11/18投稿