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ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
今回は、
【第二弾】FX勝ち組だけが知っている横軸の話 チャート実践編 2021/05/21投稿
の動画から学ばせてもらいます。ハイトレさん、いつもありがとうございます。
ぜひ、元の動画を御覧ください。必ず、何らかの学びや気付きがあります。
併せて動画の下にあるコメント欄も一読してみると理解が深まると思います。誰かの意見が自分の助けになります。
以下は、動画内容のまとめを兼ねた個人的な備忘録になります。
■より実践的な横軸トレード
横軸の扱いは感覚的なところが多い。すぐには使いこなせないかもしれないが、努力する価値は十分すぎるほどにある。
横軸の講義【第一弾】を復習すると横軸の理解を早めることができると思う。
【ゆっくり実況】FXで勝ててる人だけ知ってる横軸の話をしよう 2020/11/18投稿
下の画像では黄色で囲んでいるところで横軸調整をしている。
この黄色の中のどこで買うのがベストだと思うか考えてみてほしい。
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多くの人が押し目となる赤丸の位置でエントリーすると思われる。
この位置でのエントリーも悪くはない。悪くはないが、買ってすぐに上昇を始めるだろうと思っていると途中で不安になるかもしれない。
エントリー後は上がって下がっての動きになった。途中、「建値でいいから逃げよう・・・」と考えて大きな上昇の前に決済してしまう可能性もある。
これがエントリーの分析を横軸を使わずにした場合のエントリー判断。
それに対して、横軸を使った分析をすると下のようになる。
まず、上昇している部分の長さの斜めラインを引く。緑のラインがそれにあたる。
次はその緑ラインを横にして調整期間に当ててみる。
すると、調整期間がどの時間まで続くのか(どこから上昇が再開するのか)が推測できる。
常にこのようにピッタリと一致するわけではないが、エントリーの目安位置として十分に機能する。
この場合のエントリーは赤の矢印の足。
これは横軸のみで判断した場合のエントリーだが、他の根拠が横軸の終端(右側)付近で確認できれば、より強い根拠を加えてエントリーできる。
わざわざ横軸の青ラインを引く必要は無いが、目視で大まかに判断して活用すればそれでいい。
横軸の根拠無しでエントリーするのと、横軸の終点付近で「このへんで上がるかも」と狙っているのでは、トレードの質が変わってくる。
もちろん、後者の方が質の高いトレードができる。
この横軸の感覚が分かると押し目買い・戻り売りを上手にできるようになる。
さらには自分の余計な不安を無くすことにもつながるので、不安からの無駄な負けを減らすこともできる。
それと余計なことかもしれないが、青い横線は相場が動き始めるタイミングを計るものであり、サポレジのラインではないので見間違わないように注意すること。一番いいのは目視で判断してエントリー判断に使うのがいい。
上の画像の場合は横線の終端付近で上昇が始まったが、もしも下の画像のように
横軸の終端を超えたのにいつまでもフラフラして動いていたら、エントリーはしない方がいい。
その理由は、緑ラインの上昇エネルギーを青い横線部分で使い果たしてしまったと考えられるから。
上昇のエネルギーが無いのだから、その後に大きく上昇はしないだろうと考えられる。
だから、ロングでのエントリーはしないという結論になる。
もし、青い横線を超えても黒のようなフラフラした値動きをした場合は赤線のような値動きになると思われる。
このようにして横軸を使ってトレードしていくといい。
この横軸での判断方法は、それまでの上昇/下降の値幅を横軸に当てて、横線の終端付近でこれまでと同じ方向に大きく動き出す動きを狙うというもの。その終端付近でのエントリーを狙う。
一方で、横線の期間を過ぎてももみ合っている場合は、トレンドが反転する可能性がある。エネルギーが切れたことによる反転。
つまり、横軸の期間よりも早すぎても遅すぎてもダメだということ。
■逆張り・リバ取りでの横軸
これからする話は横軸だけでなく、燃料(タメたエネルギー/使ったエネルギー)、プライスアクションなどの話にもつながる。
なお、ここで言う「逆張り」とはトレンドの反転を狙って逆方向の流れに中長期的に乗ることであり、「リバ取り」は一時的な反発を狙う短期的なやり方を言う。
では、問題。下の画像のA、B、C、Dのうち、逆張りを狙うとしたらどれで狙うのがいいかを考えてみてほしい。
すべて5分足での値動きで、利確は下落前の戻り高値の緑ラインの位置とする。
(ヒント)逆張りを狙ってもいいものは2つある。
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正解は、CとD。
◆Aの解説
Aを逆張りエントリーしてはいけない理由として、最後の戻り高値(ピンクの水平線)を上抜けていないから。
戻り高値を上抜けていないということは、ダウ理論での下降トレンド継続を意味している。
なので、青丸の位置でのロングはただのギャンブルになってしまう。しかも、確率の低いギャンブル。
ただし、このAで買ってもいいパターンもある。
それがDのパターン。
このDも戻り高値(ピンクの水平線)は超えていないが、横軸調整がされている。それを根拠にしてこのまま逆張りで上昇を狙える。
また、このDは小さいながらもレジサポ転換(緑の水平線)の形にもなっているので、それも根拠の1つにしていい。
AとDでは下がるまでの波形に違いがある。
Aはゆっくりと下がってきているので、横軸調整をするときに調整期間が短くなる可能性がある。
それに比べてDの方は勢いよく落ちてきているので、横軸調整をするときに調整期間が長くなる可能性がある。
そこに至るまでの波形の形によって横軸調整の期間も変わってくることを覚えておくといい。
◆Bの解説
Bの青丸部分では積極的に逆張りすることはできない。してはいけない。
もちろん、他の根拠が複数そろっているのなら短期的なリバ取りをすることは可能だが、この波形での逆張りは危険。
ゴールドやシルバーであればここから急上昇することも時々はある。
だが、一般の通貨ペアでその急上昇を狙って逆張りでエントリーするのはやめた方がいい。
◆Cの解説
Cを選んだ人はトレードが上手い人だと言える。
この波形が逆張りに向いている理由は、青丸の前の値動き。
一応、安値更新はしてはいるがハッキリとした安値更新とは言えない値動きをしている。
この形は、下降するように見せかけていきなり吹き上がる(上昇する)波形。
これは「ウェッジ」というチャートパターン。
ウェッジによってそれまでの下降の勢いを使い切ったと判断できるので、青丸で逆張りエントリーできる。
◆Dの解説
Aのところで解説したように、Dは逆張りで狙っていける。
繰り返しになるが、横軸の幅が短すぎたり長過ぎたりするとそのまま下降していく可能性も出てくる。
横軸調整の長さには十分に注意すること。
横軸は明確な基準があるわけではないので、その時その時の波形に応じた横軸の幅を見て判断する必要がある。
前回の横軸講義の第一弾は、ラインを「斜め」に当てて判断するやり方。
今回の横軸講義の第二弾は、ラインを「横」に当てて判断するやり方。
どちらも本当の意味で理解することができれば、横軸は最強の武器になる。
こればかりはチャートを見まくって覚えていくしかない。
【第二弾】FX勝ち組だけが知っている横軸の話 チャート実践編 2021/05/21投稿