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ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
今回は、
【神回】移動平均線を使って勝率を劇的に上げる方法 2021/03/12投稿
の動画から学ばせてもらいます。ハイトレさん、いつもありがとうございます。
ぜひ、元の動画を御覧ください。必ず、何らかの学びや気付きがあります。
併せて動画の下にあるコメント欄も一読してみると理解が深まると思います。誰かの意見が自分の助けになります。
以下は、動画内容のまとめを兼ねた個人的な備忘録になります。
■移動平均線を使って勝率を劇的に上げる方法
まず大前提として、移動平均線だけを見て勝ち続けることは不可能。
これは移動平均線に限った話ではなく、インジケータというものは価格ができた後に作られるもの。
価格ができる ⇒ 価格を計算式で加工する ⇒ インジが作られる
の順になっている。
インジで未来を読むことはできない。ハッキリと具体的に示せるのは過去の値動きのみ。
答えそのものを教えてくれるのではなく、判断材料を提供してくれるもの。それがインジ。
あくまでも判断の補助的なツールとして使わなければならない。インジにそれ以上の力は無い。
ただし、役立たずではないので上手く使っていければ利益を生むツールにできる。
インジ(移動平均線を含む)だけで勝つのは不可能。あくまでも補助的なツール。そのことを忘れないようにしたい。
■移動平均線の設定
一般的な移動平均線の使い方として、
・短期線(15~25期間)
・中期線(50~75期間)
・長期戦(100~200期間)
の3本を使っている人がほとんどだと思われる。
しかし使ってはいるものの、
・なぜ、それを使っているのか
・どのようにして使っているのか
などを聞かれると大抵の人は答えることができない。ただ何となく使っている人が多いということ。
多くの場合、ゴールエンクロスやデッドクロスを見たり、パーフェクトオーダー、グランビルの法則などの確認だけで終わっていることが多い。
これらのサインは予測ではなく現時点までの状況を表しているだけなので、インジでエントリーサインが出てサインを確認してからエントリーしてもそれは完全なる出遅れになってしまう。
もしそのときに勝てたとしても、損大利小になるケースがほとんど。
よくある勘違いとして、最も機能する期間(最適値)を探そうとしている人がいる。
だがそれは移動平均線の存在意義から考えても無意味なこと。
例えば、移動平均線50では機能するのに75では機能しないなんてことは無い。20は機能するが21は機能しないなんてことも無い。
そもそも移動平均線は買い/売りのベストタイミングを知るためのものではない。
ハイトレさんの場合は、4時間足にEMA20とEMA200を使っている。中期線は使わない。
EMA20は次回に解説することにして、今回はEMA200の使い方を解説する。
EMA200を選んだ理由は、トレードが上手い人がEMA200を使っていることが多かったから。
これは200でなくてもよく、100~200の間であれば基本的に大差はないと思われる。
■EMA200の使い方
1. トレンドフォロー第3波の絶対条件
2. 逆張りの利益確定目標
◆1. トレンドフォロー第3波の絶対条件
エリオット波動の中で一番伸びる第3波を狙いたいと考えるなら、EMA200がかなり役に立つ。
上昇トレンドであれ、下降トレンドであれ、EMA200で押し/戻りをつけた後に大きく伸びる。EMA200で反発してからトレンドが発生するということ。
逆に言うと、EMA200に押し/戻りをつける前の上昇/下降は第3波ではない可能性が高い。
下の画像の青い丸の箇所を見てみれば
EMA200にタッチした後に大きく上昇していることが分かる。
続いて次の画像。
青い丸よりも前の値動きはもみ合いが多くて読みづらい相場だった。
しかしEMA200を見ていれば、青い丸の位置から簡単に第3波を取ることができた。
負けやすい逆張りをしてしまう人や勝率が低い人は、このEMA200の使い方を覚えてトレードするだけでも負けないはず。
こういうところでだけトレードすれば確実にお金は増えていく。
よく分からないところで無理してエントリーせずに、確実に分かるところだけを狙っていけばいい。
ただし注意点もある。
その注意点というのは、EMA200に当たったからすぐにロングだ・ショートだと単純すぎる行動を取ってはいけないということ。
そんなことをしていては勝てるものも勝てなくなる。
EMA200での反発を狙うやり方はかなりの確率で勝てるが、EMA200とは別に全体の環境認識をしっかりとする必要がある。
全体の環境認識をした上でEMA200を使えばいい。根拠が複数あれば勝てる確率も上がる。
◆2. 逆張りの利益確定目標
逆張りやリバ取りをするときの利確タイミングは難しい。
最適な利確位置を予測するのは不可能だが、EMA200を使えば効果的な利確位置を見つけることができる。
下の画像の黄色の丸でリバ取りでエントリーした場合、EMA200に当たると一度は反発することが予想できる。
なので、EMA200にタッチした緑の丸で決済(利確)する。EMA200が利確目標地となる。
左側も右側も、EMA200にタッチしてから動き出した。EMA200は多くの人たちが強く意識していると言える。
なお、右側のトレードではEMA200で利確していなければ損切りにかかっていた。結果論だが、ひとまずEMA200タッチで決済していて正解だった。
EMA200はトレーダーたちから強く意識されている。
では別の画像でも確認してみる。
4つの緑の丸の箇所で一旦反発しているのが分かる。
黄色の丸で毎回エントリーできなかったとしても、底だと思えるところでダブルボトムや逆三尊などのチャートパターンが出れば積極的に逆張りを狙っていける。
画像のようなもみ合いはもちろん、レンジでもEMA200は有効に機能する。
今回解説したEMA200の使い方は実戦的な使い方。ぜひ、活用していきたい。
移動平均線のクロスの話や、価格が移動平均線よりも上にある場合は上昇トレンド、下なら下降トレンド、のような基礎中の基礎はネットや本で調べれば十分。
それらを踏まえた上で、今回のEMA200の使い方を自分のものにすれば利益は増えていく。
移動平均線を始めとして他のすべてのインジは未来を予測するツールではない。
そうではなく、現状を把握するためのもの。それ以上でもなければ、それ以下でもない。
道具に振り回されるのではなく、自分自身を軸にして必要があれば道具も使う、くらいでないといけない。
結局、道具を使うのは自分自身なのだから。
100万円の道具を使おうが、無料の道具を使おうが、使う人次第だということは身を持って知っているのではないかと思う。
道具の力だけで強くなれるのはゲームの世界だけ。現実はそんなに甘くない。
【神回】移動平均線を使って勝率を劇的に上げる方法 2021/03/12投稿