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今回は、
【負けを激減】FX専業も使う水平線の抜け判断の見極め方 2021/01/15投稿
の動画から学ばせてもらいます。ハイトレさん、いつもありがとうございます。
ぜひ、元の動画を御覧ください。必ず、何らかの学びや気付きがあります。
併せて動画の下にあるコメント欄も一読してみると理解が深まると思います。誰かの意見が自分の助けになります。
以下は、動画内容のまとめを兼ねた個人的な備忘録になります。
■水平線の抜け判断の見極め方
水平線をブレイクしたからエントリーしたのに、反転して損切りになった・・・。
そんな経験は誰にでもあると思う。
実はこれらの逆行現象にはメカニズムがある。
その仕組みを理解していれば負けを大幅に減らすことができるようになる。
その仕組みとして、
1. 正確な抜け判断
2. プライスアクション
の2つのポイントについて話していく。
◆1. 正確な抜け判断
まずは下の画像を見てほしい。
水平線をブレイクしているのが分かる。黄色の丸。
青の水平線を上抜ければ上昇トレンドに転換するので、黄色の丸でブレイクエントリーすることができる。
これ自体は何も悪いトレードではない。しっかりとした根拠のあるエントリーだと言える。
だが、水平線を抜けてからのブレイクエントリーは結局はダマシで損切りになってしまうことが多い。
右側②の黄色の丸がブレイクした部分。少しは上昇するものの、すぐに戻ってきて逆方向に行ってしまう。
このダマシになった部分を上位足で見てみると、上ヒゲが出てこんな感じでローソク足が確定してことがよくある。
ダマシにあう原因は、水平線の引き方が間違っているからではない。
この水平線はしっかりと機能している。機能しているからこそ、上ヒゲになって戻ってきている。
多くの場合、ブレイクして上がったと思ったらすぐに戻ってきて逆方向に進み出す。
しかし、時にはそのまま水平線をブレイクして上昇していくときもある。
この見極めが難しいと感じている人は多いが、違いを見極める方法はある。
そもそも、なぜこの見極めを間違ってしまうのかというと―――、
実際に水平線を引いている時間足と、自分がエントリーするために見ている時間足が違うから。
もう一度、この画像を見てほしい。
例えば、この青い水平線が日足の重要水平線だとして、自分が見ているローソク足が15分足だとする。
「日足」の水平線であれば、「日足」でのローソク足が青の水平線を実体レベルで超えて確定したときに「抜けた」と初めて判断できる。
これはとても重要なこと。
日足の水平線を使うのなら、日足のローソク足でその水平線を抜け確定しなければならない。そうでなければ、抜けたとは言えない。どの時間足でも考え方は同じ。
日足のローソク足が実体レベルで上抜けずに、上ヒゲをつけて戻ってきたのなら、それは水平線が効いているということ。
日足レベルでは今後は下がるのではないかと推測できる。
その水平線が日足のものなのに、それを15分足や1時間足などの日足以外のチャートで見ても、それはただの勘違いを生むだけ。
自分だけが「日足の水平線を抜けたぞ!!」と思っているだけ。
日足のチャートでは実際はまだ実体レベルでの抜けが確定しておらずに、今から上ヒゲを作り始めるところからもしれない。
いずれにしても、見る水平線と見るチャートのローソク足は「同じ時間足」で見て判断しなければならない。
その水平線はどの時間足での水平線なのか、をハッキリさせなければならない。
日足がまだ確定していなくても、15分足などの下位足を見てトレードしている人も存在している。
なので、15分足レベルで日足の水平線を超えても多少は15分レベルで上昇するかもしれない。
だが、結局その水平線は日足のものなので、15分足には本格的な影響は及ぼさない。
その水平線が15分足で引けた水平線なら実体で抜けたことで上昇が始まるかもしれないが、別な時間足の結果を別なチャートで見ても意味がない。
短期足での値動きは長期足の値動きにすべて含まれるので、より長期の値動きの方が強い。
短期足の値動きは無視され、最終的には長期の値動きに飲み込まれていく。それがダマシと呼ばれる現象。
この15分足と日足の場合なら、15分足の(勘違い)上抜けは機能せずに、日足の重要水平線によって15分足の(勘違い)上抜けは下に跳ね返されることになる。
その勘違いの結果、損切りになってしまう。
黄色の丸のように青の水平線を抜け、実体レベルで抜けが確定してようやく水平線を抜けたと判断できる。
この状況になってやっと日足レベルの上昇トレンドが確定する。エントリーするのはこうなってからの話。
ただ、ここで問題が出てくる。
その問題とは、ローソク足が確定するのを待っていると値幅が狙えなくなったり、損切りまでの距離が遠くなる危険性が出てくるということ。
リスクリワードも悪くなって、不利なトレードをすることになってしまう。
これを防ぐ方法はある。
◆2. プライスアクション
損小利大のトレードをしたいのなら、ここまでに見てきた「1. 正確な抜け判断」のように抜けが確定するのを待ってからトレードするやり方は使わない方がいい。
とは言っても「1. 正確な抜け判断」が無駄で不要なものということではない。
その概念の理解は必要なもの。その理解が無いとダマシにもあうのを避けられなくなる。
とにかく勝率を重視したいのなら、「1. 正確な抜け判断」の方のトレードを繰り返すことで勝てるようになれる。
基礎的なやり方を軽視せずに丁寧にトレードしていけば、勝率が下がるのが怖い人でも十分に勝てて利益を残せる。
上位足の確定を待たずに抜け判断をする方法は2つある。
1. プライスアクション
2. 確定の時間を計算
◇1. プライスアクション
下の画像を見てほしい。
この画像のような値動きではエントリーはしないが、下図の右側のように動いたのなら話は変わってくる。
15分足チャートで日足の重要水平線をブレイクして、その青の水平線に押し目をつけた上で、短期足の15分足チャートで直近高値を実体レベルで超える。
ここまで強く上昇を示しているのなら、黄色の丸のところでエントリーする。
重要水平線を抜けたからといってすぐにエントリーするのではなく、一度戻ってきて、そこから上がるようならロングで入ればいい。慌てる必要はない。
このようなプライスアクションが確認できたときは長期足の確定を待たずにエントリーすることができる。
◇2. 確定の時間を計算
例えば1時間足で下のようなチャートがあったとする。
現在地は黄色の丸の箇所。
極端な話、この状況のときに1時間足のこのローソク足が残り1分で確定して完成するのなら、それはさすがに抜けたと判断してもいい。
なぜなら、残り1分で青の水平線を下抜けする可能性は低いから。
ここまで極端ではなくても、チャートの現在価格や値動きを見てそのローソク足確定までに水平線を下抜けしてしまうかどうかを判断すればいい。
下抜けせずにこのまま上抜けで実体が確定すると思えたタイミングでエントリーすればいい。
これならダマシになる可能性を下げることができ、高いリスクリワードで有利なトレードができる。
水平線は線を引くこと自体が重要なのではない。
本当に重要なのは、その水平線の抜け判断ができるかどうか。その判断力を持っていることが重要となる。
もし抜け判断ができないのなら、水平線を引く意味は無くなる。何となく水平線を引いてチャートを汚すくらいなら、何も描かない方がスッキリする。
抜け判断の仕方自体は簡単ではあるが、その効果は抜群。使わない理由は一切ない。
これまでのような無駄な負けを一気に減らすことができる。
水平線の使い方を改めることで有利にトレードしてほしい。
【負けを激減】FX専業も使う水平線の抜け判断の見極め方 2021/01/15投稿