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ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
今回は、
【これで稼げる】超実践的のトレンドラインの使い方(ゆっくり実況FX) 2020/12/01投稿
の動画から学ばせてもらいます。ハイトレさん、いつもありがとうございます。
ぜひ、元の動画を御覧ください。必ず、何らかの学びや気付きがあります。
併せて動画の下にあるコメント欄も一読してみると理解が深まると思います。誰かの意見が自分の助けになります。
以下は、動画内容のまとめを兼ねた個人的な備忘録になります。
■トレンドラインの活用方法
トレンドラインは使う人によって使い方が全然違うものになっていると思われる。
いろんな使い方があってもいいのだが、今回は利益に直結する使い方だけを取り上げていく。
1. 押し・戻りとして機能する
2. トレンド転換から利益を生み出す
3. 角度からトレンドの強弱を計る
◆1. 押し・戻りとして機能する
まずは下の画像を見てほしい。
こんな感じでチャートが推移しているとする。
この場合、赤のトレンドラインまで価格が落ちて(押して)きたときに青丸の部分で押し目買いを狙える。
ただし、トレンドラインにタッチした瞬間に買えばいいわけではない。
根拠の強さということで言えば、押し目買い・戻り売りに関してトレンドラインは結構強い根拠になる。
だが、トレンドラインにタッチすることよりも、そこに至るまでの流れ(値の動き方)の方が重要。
水平線と比較すると、水平線よりもトレンドラインの方が強い根拠として使える。
水平線 <<< トレンドライン
そう言える理由の一つとして、水平線は引こうと思えばどこにでも引けるが、トレンドラインはどこにでもは引けないから。
そしてトレンドラインについて補足しておくと、時間足が長期になればなるほど強いトレンドラインになる。
どの時間足のチャートにトレンドラインを引けばいいかというと、自分が軸とする時間足以上にだけ引くといい。
4時間足を軸(監視足)にするのなら、4時間足・日足・週足・月足だけにトレンドラインを引くということ。
◆2. トレンド転換から利益を生み出す
トレンドラインという名前からも分かるように、そのラインで支えている間・押さえている間はトレンドが続いている。
負けてしまう人は、このトレンドラインの中で逆張りをしてしまうのだと思われる。
そんな使い方をしていたのでは「トレンドのライン」であるトレンドラインを引く意味がない。
基礎的な間違いはしない思うので、今回は応用編としてトレンドの転換パターンから利益を生み出す方法を紹介する。
まずは下の画像を見てほしい。
赤のトレンドラインに沿って上昇していたが、黄色の丸の部分でトレンドラインを下に抜けてきた。
トレンドライン使い方・見方が分かっていない人は黄色い見て「上昇トレンドが終わって下降トレンドが始まったんだ」と勘違いしてしまう。
その結果、そこでショートでエントリーしてしまう。
これはトレンドラインが割れただけであって、ダウ理論的に言うとまだ上昇トレンドである。上昇トレンド継続中。
ショートでエントリーするには早すぎる状況なので、エントリーした瞬間に一気に上昇してしまうこともある。
この値動きを長期足で見ると下ヒゲとしての一時的なブレイクで終わることも多い。
では、どうすればトレンド転換を獲れるのか?
まずは間違った判断の仕方から。
下の画像のように
戻り(下抜けた後の上昇)を待った後にエントリーすればいいと考えるかもしれない。
でも、それは正解ではない。
トレンドラインをブレイクした後、戻りの動きを確認してからのエントリーはダウ理論的にも上昇トレンドは否定できるが、かと言って、現時点で下降トレンドに入ったわけではない。
押し目買い・戻り売りが上手くいかない理由の一つとして、明らかなトレンドが発生していないのに中途半端な状況で押し目買い・戻り売りをしてしまうから。
画像の黄色の丸の位置は、正にその状況に該当する。
そのことを理解した上でリスクリワードを良くするために早い段階でエントリーするのなら問題はない。
だが、訳も分からずに下抜けたから下降が始まると決めつけてトレードしていたのでは、勝てないままで終わる。
今回のチャートで重要だったのは緑の丸の部分。ここが直近安値であり、最後の押し安値(ラス押し)。
この緑のラインを下に抜けないと完璧な下降トレンドにはならない。
緑のラインを実体で下抜け確定してからショートエントリーするといい。
ショートで入るタイミングとしては、緑のラインを下抜けたタイミングで入るか、抜けた後の戻りを待ってから入るかの2つ。
これは自分のトレードスタールを基に決めればいい。
緑の水平線抜けを待ってからのエントリーは入るのが遅くなる分、利益も少なくなるが、堅実に勝っていくことができるやり方。
初心者や勝てていない人は、ピンクのラインの動きを確認してからエントリーすることをオススメする。
慣れてきたら下降トレンドになる前の黄色の丸のところでエントリーすればいい。
そうすれば利益の幅を広げることができる。
ただし、それをする場合は他の根拠が複数ないと難しいので、上級者向けと言える。
◆3. 角度からトレンドの強弱を計る
トレンドラインと一口に言っても、引くラインの角度によって意味合いが変わってくる。
例えば、このような急角度のトレンドラインでは、トレンドが短命になる傾向がある。
そのため、トレンドラインとしての機能は弱いと言える。
別な言い方をするなら、行動を決める根拠にはできないということ。
急角度のトレンドラインは、トレンドラインではあるがトレンドラインとして機能しにくい。
先程のやや緩やかなトレンドラインの場合なら、黄色の丸から下降が始まる可能性もあるが、
やや緩やかなトレンドライン↓
この急角度のトレンドラインの場合は
急角度のトレンドライン↓
下に抜けたところから下降トレンドが始まるとは思わない方がいい。
下に抜けた後はレンジに成ることが多い。その理由は、急激な上昇でパワーを使い切ったため、上か下に大きく動き出すためにはレンジでパワーをためる必要があるから。
何にしても、急角度のトレンドラインは反転の合図にはならないと覚えておけばいい。
それでは反対に緩やかなトレンドラインの場合はどうなるか?
緩やかなトレンドラインが引けた場合は「チャネル」になると思った方がいい。
チャネルの扱い方はレンジの場合とほぼ同じ。同じ扱いで問題ない。
下限のラインに来たらロングを狙い、上限に来たらショートを狙う。そのチャネルの中をジグザグして動くことが多い。
チャネルのときも利益を出すことができるが、押し・戻りは狙いにくい。
そのため、第3波を狙って大きく獲るようなトレードはできない。これは覚えておくこと。
トレンドラインは角度が急過ぎても機能しにくく、緩やか過ぎても機能しにくい。
トレンドラインで考えるときに一番理想的なのはこの形。
トレンドラインが約45度になっていて、そのラインに沿って価格が推移している時がトレンドラインとして一番継続しやすく、また、逆に抜けたときにトレンド反転の根拠となりやすい。
これくらいの角度のトレンドラインはラインが継続する時間も長く、綺麗な第3波を狙いやすい。
「2. トレンド転換から利益を生み出す」で説明したトレンド転換を狙うのはこの45度のときだけ狙った方がいい。
なぜこの角度がトレンドとして一番機能するのかについては、「横軸」や「エリオット波動」の動画を参照。
これらの動画も非常に参考になる。見ないと損をする。
【ゆっくり実況】FXで勝ててる人だけ知ってる横軸の話をしよう 2020/11/18投稿
【第二弾】FX勝ち組だけが知っている横軸の話 チャート実践編 2021/05/21投稿
「ゆっくり実況」FXエリオット波動完全講義 利益がでる第3波をとる方法は? 2020/06/21投稿
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なぜこの45度という角度がトレンドとして一番機能するのかを一言で言うなら、この形が波として一番綺麗だから。
感覚的な言い方に感じるかもしれないが、人は無意識のうちに綺麗な物を好み、選ぶ生き物。
言葉では上手く説明できないが、そういうものである。
トレンドラインは使い方・見方によって意味合いがまったく違ってくる。
正しく使うか否かで、勝敗を大きく左右する。
ただ何となく斜めのラインを引いて抜けたかどうかを見るだけでは不十分。
トレンドラインは、角度による強度やその付近での値動きの形などを読み取ることができるツール。
単なるラインとして見ていたのでは、もったいない。是非とも有効活用したい。
【これで稼げる】超実践的のトレンドラインの使い方(ゆっくり実況FX) 2020/12/01投稿