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ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
今回は、
【今日から変わる】FXの損切り貧乏を改善する方法を解説 2021/01/05投稿
の動画から学ばせてもらいます。ハイトレさん、いつもありがとうございます。
ぜひ、元の動画を御覧ください。必ず、何らかの学びや気付きがあります。
併せて動画の下にあるコメント欄も一読してみると理解が深まると思います。誰かの意見が自分の助けになります。
以下は、動画内容のまとめを兼ねた個人的な備忘録になります。
■損切り貧乏を改善する方法
損切り貧乏とは、トレードごとにしっかりと損切りを設定しているが何回も損切りにかかってしまい、結果として利益が残らないこと。
損切り貧乏は中級者に多いように思われる。
中級者に多いと言うと改善が難しそうに思えるかもしれないが、そうでもない。
ちなみに、中級者の損切り貧乏に対し、初心者はコツコツドカンをやってしまう。
初心者のコツコツドカン問題に比べれば、中級者の損切り貧乏は改善しやすい問題だと言える。
これを改善しさえすれば、すぐに稼げるようになれる素質を持っているタイプが多い。
■損切り貧乏を改善する秘訣
秘訣は3つある。
1. 自分の許容ロット数を把握
2. トレード戦略の構築
3. 時間軸の調整
◆1. 自分の許容ロット数を把握
ほぼすべてのトレーダーは基本的には損失を確定させたくないと思っている。
それなのに、自発的な損切り確定を積み重ねてしまうのは、自分の許容ロット数を超えているから。
別な言い方をすれば、怖くなって焦ってしまうから。その状況から脱したいと考えてしまうから。
例えば、自分が本気で働いて貯めた100万円を元手にトレードをして、一瞬で損失が10万や20万を超えてきたとき、どう思うだろうか?
おそらく、多くの人は残りのお金を守ろうとして損切りしたくなると思われる。
人によっては、10万円の含み損くらいなら平気という人もいれば、10万円の含み損で震えてしまう人もいる。これは人によって異なる。
だからこそ、今の自分の経済状況や精神力に合ったロット数でエントリーしないと、少しの「損益」で精神が不安定になってしまう。
つまりは、自分が精神(メンタル)的に耐えられるロット数でエントリーしているかどうかが問題となる。
その精神の不安定さこそが無駄な損切りを生む原因になっている。
資金管理はトレードに必須だが、その資金管理は自分の資金量に合った金額で管理してトレードしなければ意味がない。これは非常に大事なこと。
1回の損切りで精神が不安定になるようなら、それはエントリーするロット数が大きすぎると言える。
大きく稼ぐことよりも資金を大きく減らさないことの方が大事。資金が無くなってしまったら何もできなくなる。
そうならないためにも、まずはエントリーするロット数を減らしてみるといい。
具体的な対策としては、その人の
・貯金額
・トレードに使える資金
・トレード以外の収入額
・トレードレベル
・目標金額
などによって大きく変わるので一概には言えないが、本当に右も左も分からない初心者なら最低ロット数の0.01Lotで経験を積めばいい。
それで慣れてきたら徐々にロット数を上げていけばいい。
自分の精神が不安定にならないロット数は自分にしか分からないので、自分で確かめてみるしかない。
資金管理についてはこれらの動画がかなり参考になる。
【FX勝ち組の資金管理法】5万円から8000万稼いだ方法を伝授 2020/04/20投稿
【ゆっくり実況】FXで10万円を300万円にする具体的な考え方と手法を紹介 2020/04/29投稿
【FX初心者必見】月次で必ず勝つための鉄壁資金管理術(ゆっくり実況) 2020/11/15投稿
◆2. トレード戦略の構築
損切り貧乏を引き起こすのは、過剰なロット数でのエントリーが原因となっている。
1回にどれくらいの資金を使うのか、ロット数はどれくらいにすればいいのかは上の3つの資金管理動画を見て、自分の許容ロット数を把握すれば解決できる。
現状での自分の許容ロット数を把握するというのは非常に大事なこと。
これをテキトーにやっていると資金も減る一方になり、精神もかなり不安定になってくる。
そもそも、精神の不安定は勝つイメージが自分の中にできていないときに起こる。
そのために損切り貧乏になってしまう。
ロングでエントリーした場合なら、エントリー後すぐに下がってきて上がるか分からないから損切りしよう、となってしまう。
これは損切りをせずに放置するよりはマシだが、そもそも根拠の無いところでエントリーしていることが問題。
根拠の無いところでエントリーしてしまうというのは、ポジポジ病の典型的なパターン。
実際、損切り貧乏の人はポジポジ病を併発していることが多い。
確かな根拠があれば、多少の逆行でも心が揺らいだりしないはず。
補足しておくと、エントリー前に損切りと利確を計算した段階で、どういう動きになったら負けるのかまでイメージしてからエントリーすればいい。
「損切りまたは利確になるまで、とにかく待つ」というやり方はあまりにも拙-ツタナ-い。
単なる成り行き任せのトレードをしていたのでは成長はいくらでも遅くなってしまう。
頭の中でパターンやプランを複数作って、それに対応できるように心の準備をしておく。そうすることで心に余裕が生まれる。
例えば、第3波だと思ってロングしたが、実際は第5波ですぐに下降して損切りにかかることもある。
あるいは、上昇第1波を獲ろうとしたが、下降第3波の方が強くて大きく戻された結果、損切りにかかることもある。
エントリーする前に「エントリー後はこうなって負ける場合もある」というイメージを頭の中にいくつも作って心の準備しておくといい。
固定した思い込みは危険。その思い込みが無駄な損切りにつながってしまう。
この前もってのイメージがあるからこそ、負けても納得することができる。
しかも、脳内でのイメージ作りはエントリー前に仮説を立てることにつながるので自分の勉強にもなる。
仮説を立てることやイメージについては、この動画がとても参考になる。
【神回】FX専業トレーダーがやってる裁量トレードの練習方法 2021/05/22投稿
『リスクリワード』という言葉を見ても、「リスク」の後に「リワード(利益)」が来ている。リスクが先、ということ。
よく分からないうちに資金が減っている・・・とならないように、勝っても負けても自分の想定どおりになるようにしてほしい。
テクニカルな損切りの方法については、この動画がとても参考になる。
【これしかない】FXの損切りはここにおけ(ゆっくり実況) 2020/11/11投稿
実際に丁寧にトレードしてみると、それほど大きく負けることは無いと気付けると思う。
◆3. 時間軸の調整
自分がトレードをする時間軸を決めることは、実は大切なこと。
それなのに、トレードする前に時間軸を決めずにトレードを始めてしまう人は多い。
例えば、1時間足を軸にエントリーして「損切り」を1時間足の節目に置いたのに、「利確」を4時間足や日足の遠い節目に置いていないだろうか。
確かに、リスクリワードは良くなるし、結果として利確できれば悪いトレードではない。
だが、軸にしたのは1時間足だということを忘れてはいけない。
元々は1時間足の節目で利確しようとしていたのに、利益が少し伸びてきたくらいで自分の都合の良いように計画を変えるのは良くない。
利益を伸ばせるだけの根拠があるなら、それは伸ばした方がいい。
でもそんな根拠が頻繁に得られるわけではない。
勢いが次の時間足につながらずに途中で勢いが終わってしまうことの方が多い。
次につながる根拠が無いのなら、勝率も異常に低くなって損切りの嵐になる。
そんなことをしていれば損切り貧乏になるのは必然と言える。
これは1分~15分を軸にしてトレードしている短期トレーダーに多いように思う。
短期で決済すると最初に決めてエントリーしたのなら、それ以上伸ばすのはあまりいい考えではない。
「トレンドフォローをするのなら伸ばせるだけ伸ばせ!」と言う人もいるが、これは正しくもあり、間違ってもいる。
ドレンドが発生しても、いつかは天井あるいは底が来る。これは避けられない現実。
だからこそ、控えめな利確をすることが大切になる。
結果としてその後にまた伸びるようなら、再度エントリーすればいいだけのこと。
大きく獲ることも大事だが、小さく何度も獲っていくことも大事。
まとめると、
1. 自分の許容ロット数を把握
2. トレード戦略の構築
3. 時間軸の調整
この3つを意識すれば自ずと損切り貧乏を改善することができると思われる。
比較的容易に改善できることなので、損切り貧乏に悩んでいたらこれらを意識してトレードしてみてほしい。
【今日から変わる】FXの損切り貧乏を改善する方法を解説 2021/01/05投稿